父が昨年亡くなって、母は一人で過ごしていますがやたらと電話がかかってきます。
父が生きている間は母は本当に自分のこと以外は何もしないという生活をしていたようで、本当に大変でした。父が亡くなって半年以上たちやっと普段の生活は一人で過ごせるようになったという感じです。
ゴミの分別もわからないと言われ最初はこの先どうなることかと焦りましたが、一つずつ紙に書いて理解してもらえるようにしました。
認知症ではない
母があまりにも何もできないので認知症を疑いました。
常識的なこと、銀行からお金をおろしてくることやゴミの分別もそうですが大人として普通に知ってることが全く出来ないのでこれは・・・と思い病院で認知症検査をしてもらいました。
結果は、認知症ではない
ただ単に本当に何もしてこなかった人のようです。
どこぞよやのお嬢様みたいな生活をしていたのでしょうか。
私たちとは2週に一回一緒に買い物に行くくらいだったのですが、その時は普通に買い物はしていました。
それ以外の生活は父に任せっきりだったようです。
掃除の仕方も忘れていたようで、場所によって掃除の仕方を変えて〜と教えたりもしました。
毎日の電話
毎日と言っていいほど電話をしてきました。
助けてと電話してくる日もあり本当に驚いたこともあります。
ただ母の助けて〜は、本当に単に助けてで緊急事態ではないとわかってきました。
時計の電池が切れた、何かわからない書類が届いた、掃除道具が欲しいも全部「助けて〜」と本当に弱々しい声で緊急事態なのかという口調で電話してくるのでした
何度も電話くると、もう心配はあまりしなくなりましたね。
認知症ならわかるけれど正気の人がやることなのかと疑ってしまいますが・・・
介護施設をそろそろ探す
母は一人で暮らしてますが、自分でも不安だといつも言っています。
父がいる時は早くいなくなって欲しいといつも文句ばかり言っていた母ですが、一人は嫌なものなのですね。一人が嫌なら施設にしか入るしかないのですが、今施設に簡単にホイホイと入れる感じではなさそうですね。
私の祖母の時は、有料老人ホームに400万ほど入居資金として払い、月々が10万程度だったかと思います。
年金が高い方だったので最初は余裕もありましたが、家族が病院などに連れて行けなくなり訪問治療をお願いした頃から月々の支払いがかなり金額が上がりました。
施設に入っても、病院や美容室など外に出かけるときは家族がいつも連れて行けば良いのですがいずれは必ず無理になってきます。
最初の入居一時金がない施設もあるようですが、最初の月々の金額よりいずれは何万かは上がるだろうと思って探さなければいけないかなと思います。
綺麗なところがもちろん良いですが、今の年金の金額を考えたら少々古い感じのところでも我慢してもらわなければいけない気がします。
しかも頻繁に施設に顔出すのが難しくなるような不便な場所にある施設、ちらっとしかまだ探してませんがそんな感じになりそうなのでちょっと憂鬱になっています。